【Kubernetesリソースシリーズ第二弾】Replicasetについて知る!
どもです。CUNEのデザインは無限に推せるsaisaiです。
今回はkubernetesリソースの一つであるReplicasetについて記事を買いてみたいと思います。
前回記事にしたPodに引き続き、こちらも重要なリソースになりますので是非とも抑えておきたいところです!
Replicasetの概要とマニフェストファイル
Replicasetとは、コンテナの集合体であるPodをさらに集合体にしたものです。PodをスケールするなどPod単位の操作を行うことが可能です。
マニフェストファイルでは例として以下のように定義します。
apiVersion: apps/v1
kind: ReplicaSet
metadata:
name: nginx
spec:
replicas: 3 #podの数を指定
selector:
matchLabels: #Podをカウントするためのラベルを定義
app: web
env: study
template: #スケールするPodのマニフェストファイルを定義
metadata: #以降はPodのマニフェストファイルと同様の要素を指定していく
name: nginx
labels: #上記selectorのlabelsと一致させておく
app: web
env: study
spec:
containers:
- name: nginx
image: nginx:1.17.2-alpine
それではReplicaセットを起動してみましょう。
Replicasetを起動してみる
早速、マニフェストファイルを配置したディレクトリに移動して下記コマンドでReplicasetを起動してみます。
$ kubenetes apply -f マニフェストファイル名
立ち上がったPodの数を確認してみましょう。
$ kubectl get all
NAME READY STATUS RESTARTS AGE
pod/nginx-d5gxl 1/1 Running 0 7s
pod/nginx-dgfng 1/1 Running 0 7s
pod/nginx-mpw6n 1/1 Running 0 7s
無事3つ立ち上がっていることが確認できました!
ちなみにマニフェストファイルのreplicasの値を変更して起動コマンドを実行すると、その数へのスケールイン、スケールアウトを実行することもできます。
ひとこと
今回はkubernetesリソースの一つであるReplicasetについて学習しました。
手軽にかつ迅速にクラスター規模を拡大縮小できるのはkubernetesを使用する上での大きなメリットの一つなので、必ず使いこなせるようにしておきたいリソースです。僕もどんどん使っていこうと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございます!
-saisai-
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