【EC2】ローカルにMySQL5.7をインストールする【AWS】
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
さて、本日はEC2インスタンスのローカルにMySQL5.7をインストールする方法をまとめた記事となります。
RDSは非常に高額なサービスとなりますので小規模な開発であればEC2インスタンス自体にMySQLを同居させてコストダウンする方法としてご検討ください。
今回使用するOSはAmazon Linux2です。それでは参ります!
ローカルにMySQLをインストールする
まずはEC2インスタンスにデフォルトで入っているmariaDBのライブラリをMySQLとの競合を避けるため削除します。
$ sudo yum remove -y mariadb-libs
次にAmazon Linux2ではデフォルトでMySQL8系しかインストールできない(8系のリポジトリが有効化されている)ので、5.7がインストールできるようリポジトリを追加し、8系のリポジトリを無効にして5.7リポジトリを有効にします。
$ sudo yum localinstall http://dev.mysql.com/get/mysql57-community-release-el7-7.noarch.rpm
$ sudo yum-config-manager --disable mysql80-community
$ sudo yum-config-manager --enable mysql57-community
それではMysqlをインストールしましょう。バージョンも確認しておいてください。
$ sudo yum install -y mysql mysql-server
$ mysql --version
これでインストールは完了です。ついでに初期設定を行いましょう。
MySQLの初期設定
まずはmysqlを起動します。自動起動設定も忘れずに。
$ sudo systemctl start mysqld
$ sudo systemctl enable mysqld
次にデフォルトで設定されているrootユーザのパスワードを確認します。
$ cat /var/log/mysqld.log | grep "temporary password" | awk '{print$NF}'
このようにmysqlが起動した段階で/var/log/mysqld.logに一時的なパスワードが出力されます。このままではセキュリティ上よろしないのでパスワードの変更も含めた初期設定を行いましょう。
$ mysql_secure_installation
上記コマンドで対話的にセキュアな初期設定を行うことができます。最初にパスワードを求められるので先ほど確認したパスワードを入力し、次に新しいパスワードの設定からガイドにそって行ってください。
最後に接続確認し、プロンプトが"mysql(none)>"のようになれば完了です!接続方法は
$ mysql -u root -p
PASSWORD: (設定した新しいパスワードを入力)
です!
無事接続確認がとれましたら晴れて作業完了です!あとはDBやユーザを新規作成してアプリから接続していきましょう!
さいごに
今回は三が日中ということもあり非常に手軽な内容となりましたが、本記事が誰かの役に立てば幸いです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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